震災後の爪痕〜天水島の留守原の棚田、その1
2011年3月11日、忘れもしない東日本大震災が発生した日だった。
その日からわずか12時間後、松之山にも激震が襲った。震度6弱という激しい揺れだった。
その揺れの被害は、家屋の倒壊や傾きなど、結構な被害が発生しているが、「東日本」大震災の影に隠れてその実態が忘れ去られているような気もする。
そんな中、さる4月26日、前日の新聞に報じられた『留守原の棚田」の被害が気になったので、まずは、自分の目で見て、どのような被害状況なのかを確認したくて、出かけてみた。
以下は、その時のレポートです。
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天水島からR405へ抜ける道は、所々亀裂が走っていて、徐行しなければいけないような状況だった。
このような段差がいくつかあった。
そして、その先、留守原の棚田のホンの近くには、いきなり通行止の看板が道を塞いでいた。
もうすぐ目的地なのに、なんだろう? とか思いながら、とりあえず車を脇に停め、歩いて様子を見てみることにした。
その先には、信じられない光景が広がっていた。
2011年4月26日撮影