奇岩、岩見堂

大池から歩く事30分あまり。
周りの風景を堪能しながら、たどり着いた岩見堂。
そこは、やはり近寄りがたい場所、というか、来るものを拒んでいるような気さえする場所だった。

岩見堂には、二カ所の名所がある。
一つ目は、祠が奉られていて、比較的楽にその岩の先端まで行き着ける。
下の写真は、その岩の先端から身を乗り出すようにして撮った写真である。
奇岩、岩見堂_a0025576_22475952.jpg


さて。
もう一方の名所は。
こちらは、その岩の麓までたどり着くまでが、まず大変。
岩場の急斜面を、鉄の鎖を伝って、ようやく上り詰めた先に、このような岩がそびえている。
奇岩、岩見堂_a0025576_22501883.jpg


この岩の先へは、ロープが渡してあって、立ち入り禁止となっている。

でも、昔の観光案内のパンフレットには、この岩の先に座ってポーズを取っているモデルの女の子の写真が確かにあった。

この場所を目の当たりにすると、よくもそこまで命がけの撮影をしたものだと改めて思う。

近寄りがたい場所だけど、決して捨てられて(忘れられて)欲しくない場所でもある。
by yujiaizawa | 2006-11-30 22:55 | 2006年秋 | Comments(8)
Commented by 宿六 at 2006-12-01 06:59 x
こんにちは。
行ってこられましたか、岩見堂。
写真を拝見する限り、やはり先端が風化しているようですね。
以前よりも「出っ張り」が短いような気がします。
とっても珍しい岩なので、何とか再び世に出したいですね~
Commented by odamaki719 at 2006-12-01 08:52
とても大変な思いをされて撮られた写真なのですね。それだけに
岩見堂と言う意味がやっと分かりました。本当に自然の力を感じますね。
Commented by yujiaizawa at 2006-12-01 23:03
宿六さん、訪れるのは、2年に一辺くらいなのですが、それでも、この景観を後世に残して行きたいと、つとに思います。
Commented by yujiaizawa at 2006-12-01 23:07
odamakiさん、この岩見堂というのは、山の天辺に、断崖絶壁と呼んでもいいような岩が突き刺さったようなイメージです。
なので、その突き刺さった岩が、いつ崩れるのか、そんな不安なイメージがつきまとっているのです。

そんな、近寄りがたい存在が、祠として残っているのかもしれませんね。
Commented by 小太郎 at 2006-12-02 06:31 x
先週行ってきた小太郎です。私は今度行くとき野球のスパイクと運動靴、命綱を用意していきます。


先週は身ひとつ(カメラ重装備)で行ったため怖くて怖くて・・・

今度こそは!

もうちょっとまともな写真を撮ってきます・・・
Commented by misa_diary at 2006-12-03 15:42
不思議なカタチの岩なんですね・・・どっしりと山の天辺に座って、下界を睥睨しているような。
aizawaさんも、皆さんも、夢中になるのは分かりますが(笑)どうぞお気をつけて^^;
Commented by yujiaizawa at 2006-12-03 21:05
小太郎さん、それでも危険だと思います。
無理しないで下さいね。
Commented by yujiaizawa at 2006-12-03 21:07
misaさん、岩の形は写真ではうまく表現できていないかもしれません。
でも、おっしゃるような形容で、山の上に睥睨しています。

そんな姿が、逆に征服欲をそそられるのかもしれませんね〜。