中立山の紅葉
ここ、中立山集落には、居住している住居は5〜6軒くらい。
とても多いとは言えないけど、小さい区域に家が適度に密集していて、何となく落ち着いた里山の雰囲気が感じられてとても好きな集落である。
が、しかし、最近になって少し情勢が変わった。
なんと、知り合いであるKさんと、もう一軒の家を残して、その他の家が全てこの冬で離村してしまった、というのだ。
茅葺きの家も取り壊されることになったらしい。
何とも言えず、悲しい、厳しい現実に、ただただ言葉もない。
無力な自分が歯がゆい。
離村する人たちにはそれぞれの理由があるのでしょうが現実を突きつけられるとなんとも言えない淋しさが残りますね。
特に冬は厳しいのではないでしょうか。
棚田の写真も寂しく感じました。
こちらにも、似たような集落がありましたが、今は集団で移転してしまいました。
趨勢なのかもしれません。
そんな、去って行く人たちの心情も分からない訳でもないので、なおさら寂しさが募りますね。
しかし、昔に比べればずいぶんと楽になったのも事実です。
松之山に住んでいる人から、冬こそ松之山に来て欲しい、と良く言われます。
冬の素晴らしさを知っているからでしょうが、そんな方々が残り少なくなっているのも現状でしょうね。